広告運用ディレクター
Anri Okumura
奥村 晏梨
経歴
2025年新卒入社
担当業務
広告運用ディレクター
座右の銘
感謝の気持ちを忘れない

PROFILE

岐阜県出身。大学卒業後、2025年に新卒でSO Technologiesに入社。「AG-Boost」のパートナーサクセスグループに所属し、担当代理店のディレクター業務を主に実施。
「マーケティングの力で、地方の魅力を知ってもらいたい」——その原点を胸に、SO Technologiesで活躍する入社2年目の奥村晏梨さん。
担当する地方クライアントに寄り添い「相手の立場に立った伴走型の提案」を追求する中で、2年目の春に直面した大きな壁と悔し涙。それを乗り越え、今では自身の成長にとどまらず、後輩の育成にも親身に向き合う頼もしい存在へとステップアップを遂げています。そんな奥村さんの成長ストーリーをご覧ください。

趣味・ストレス解消法:

趣味は写真を撮ること、旅行をすること。ストレス解消法はジムに行くこと。
写真は、福島県で撮影。

地元の衰退を目の当たりに。「地方の魅力」を届けるマーケターへ

─ 学生時代に力を入れていたことと、ソウルドアウトグループに入社を決めた理由を教えてください。

学生時代はドラッグストアでのアルバイトと、SEO企業でのインターンに注力していました。アルバイトでは常連さんとの会話や困っているお客さまへの声がけといった接客を大切にし、インターンではYouTube動画のサムネイルやタイトル制作を通じて「どうすればユーザーの心を動かせるか」を試行錯誤していました。「相手の立場に立ち、行動のきっかけを作る」というこの経験が、今のマーケティング業務の原点になっています。
ソウルドアウトグループを選んだ理由は、「地方にある素敵な魅力をマーケティングの力でもっと知ってもらいたい、お客さまの力になりたい」という想いがあったからです。 地元・岐阜では、昔から親しんでいた商店街のシャッターが少しずつ閉まり、1年ほど前には母によく連れて行ってもらった駅前の大手百貨店まで閉店してしまいました。ちょっと良い買い物をできる場所がなくなり、平日の街から一気に人が減っていく寂しさを肌で感じていたんです。
一方で、岐阜には暗闇の中でかがり火を焚いて行う伝統の「鵜飼(うかい)」や、清流にしか棲まない美味しい「鮎(あゆ)」など、幻想的で歴史ある魅力がたくさんあります。けれど、東京に出て話してみると「鵜飼って何?」とほとんど知られておらず驚きました。「岐阜では有名な素晴らしいモノが、外に知られていないのはすごく勿体ない。みんな見に行けばいいのに」と感じ、興味のあったマーケティングの力で地方の魅力を届けたり、地方のお客さまや広告代理店の力になりたいと考え、SOTに魅力を感じました。

─ SOTに配属されてみて、イメージとのギャップなどはありましたか?

SOTに配属前は、テクノロジーを使う会社ということで、「理系のエンジニアばかりの難解な会社なんじゃないか」と、自分がやっていけるのか不安でいっぱいでした。でも実際に入社してみると、文系出身で自分に近い経歴の先輩も多くて安心しました。
驚いたのは、文系出身の先輩方がBPR研修やAI、Google Apps Script(GAS)を学んで、自分でコードを書いて業務をどんどん効率化させている文化があったことです。「文系・理系関係なく、自分で勉強してどんどん仕事を良くしていけるんだ!」とすごく刺激を受けましたし、とても素敵でかっこいいカルチャーだなと感じました。私も先輩方を見習って、業務効率化や新しいツールの学びに前向きに取り組むよう意識しています。
9割が地方企業。早めのレスと電話フォローで築く強い信頼

─ 現在の仕事内容と、日々の業務の流れを教えてください。

担当代理店のディレクターとして、Google・Yahoo!・Metaなどの主要Web広告を用いた案件管理や改善提案を行っています。担当しているお客さまの約9割が、広島や山口をはじめ全国各地の地方企業様です。
1日の流れは日によって全く異なるのですが、主に以下のような業務を状況に合わせて進めています。
  • タスクの確認・優先順位付け
  • 日予算や入札の調整
  • メールやお電話でのお問い合わせ対応(配信開始までのサポートやご質問への回答)
  • シミュレーションやレポートの作成
一番時間をかけているのは、メールなどでお問い合わせいただいた疑問点を解決するために、媒体の仕様やスケジュールを確認・調整する部分ですね。
最近では社内で先行リリースされたATOMの新機能(β版)を活用し、シミュレーション作成にかかる時間を大幅に削減できるようになりました。こうしてできた時間を、しっかりお客さまのサポートや向き合う時間にあてるようにしています。

─ 顧客対応において、奥村さん自身の「強み」や工夫されていることはどこですか?

何よりも「相手を不安にさせないための、早めのレスポンス(一次返信)」です。 また、メール対応だけでなく「お客さまが迷われているな」「重要な局面だな」と感じた時は、積極的に電話でフォローするようにしています。直接声を聞くことで文字では見えない心情を汲み取ることができ、「私の方でできることをやっておきますね」とプラスアルファの提案に繋げられるからです。
こうした地道で丁寧な対応を積み重ねていたことで、お打ち合わせの際に「いつも返信が早くて本当に助かっています」と直接感謝のお言葉をいただいたことがあり、お客さまとの間に信頼関係が生まれたと感じられとても嬉しかったです。地道な顧客対応の積み重ねが信頼に繋がるという、大きな手ごたえを得られた瞬間でした。
失敗から学んだタスク管理術と、2年目の壁を乗り越えた成長

─ 1年目に最初につまずいた壁と、それをどう乗り越えたのか教えてください。

仕事に慣れて業務量が増えた時期の「タスク管理」です。当時はタスク漏れによるミスの焦りから、さらにミスを重ねる悪循環に陥ってしまいました。 そこで先輩方に管理手法をたくさんヒアリングし、試行錯誤の末に行き着いたのが「Slack Canvas × 社内ツール」の二重管理です。
常時開いているSlackのCanvas機能に毎日のToDoを書き出して可視化しつつ、入札調整などミスが許されない広告管理タスクは広告運用者向けの社内ツールで管理し、アラート通知を活用して物理的に漏れを防いでいます。この方法を確立してからは、業務量が増えても優先順位を整理して落ち着いて着手できるようになりました。

SlackのCanvas機能をToDoリストとして活用

広告運用者向けの社内ツール。設定した期日が迫るとアラート通知をしてくれる

─ 2年目になり、求められる役割はどう変わりましたか?

目の前の作業をこなす段階から、「Webマーケティングの全体像を捉えた提案」を求められるようになりました。単にコンバージョン数値を追うだけでなく、お客さまの事業成長や売上拡大という本質的なゴールを見据える必要があります。
実は4月頃、自分の知識不足や力不足で思うような提案ができず、壁にぶつかりました。上司に相談していたとき、悔しさや焦りから思わず泣いてしまったことがあったんです。その時、「定例会でしっかり情報を取りに行き、お客さまの理想と現実のギャップを埋める提案をしよう」とアドバイスをもらいました。

─ 心強いアドバイスですね。その教えを受けて、具体的にどのような提案に取り組まれたのですか?

例えば、ある地方の学習塾を経営するお客さまを支援していたとき、Web担当者様は「認知拡大施策もやりたい」と考えていました。しかし経営層は「広告費に対する即時申し込み数(CPA)」しか見ておらず、社内で目的の認識にズレが生じていました。 そこで単なる成果報告に留まらず、競合他社の動きや市場動向といったプラスアルファの情報をセットで提供するように、提案手法を変更したんです。そうすると代理店から「それでいきましょう!」と喜んでもらえて、経営層へのスムーズな報告と新たな施策推進を後押しすることができました。
「人の役に立ちたい」。社内勉強会の拡大と新卒研修への挑戦

─ 業務以外に、社内のプロジェクトにも主体的に関わられているそうですね。

はい!元々はOJTの先輩からお話をいただき、運用担当者の間で小さく開催されていた「ナレッジ共有会」を、部署横断の大きな会へ拡大させました。具体的な運営や進行は私が担当し、今では30名以上が参加する規模になっています。 参加者アンケートで「実際の広告配信画面を見ながら勉強できるのがすごく参考になる」とポジティブなフィードバックをもらえた時は、時間をかけて準備した甲斐があったなと嬉しく思いました。
また、新卒研修の講師陣を募っていた際も、先輩方がすごく忙しそうにされていたので、「少しでも先輩方の負担を減らしたい、人の役に立ちたい」と思って手を挙げ、一番多くのコマ数を担当させていただきました。私は「誰かの役に立つ・貢献する」ことでモチベーションが上がるタイプなので、大変さよりもやりがいの方が大きかったですね。
自身の失敗を教訓に。後輩が伸び伸び育つ環境づくり

─ 新卒メンバーのOJT(育成担当)を務める中で、心がけていることは何ですか?

OJTを担当している後輩には、「分からないことがあれば、5〜10分自分で調べてみて、解決しなかったらすぐに聞いてね」と毎日伝え続けています。自分自身が1年目に一人で何時間も悩んで時間を無駄にしてしまった経験があるからです。根気強く声をかけ続けた結果、最近では自分からすぐに質問してくれるようになり、確かな成長を感じています。
また、先輩から教えてもらった「新卒時代につまずいた箇所は、ノウハウのないお客さまも同じように疑問に思うポイントになる」という視点もそのまま後輩に伝えています。私自身、自分のつまずきを前向きな学びと捉えて勉強することができたので、自分が教えられたことは伝えるように意識しています。

─ 出社とリモート(ハイブリッドワーク)におけるコミュニケーションの工夫はありますか?

リモートワークでのテキストコミュニケーションでは、相手に冷たい印象を与えないよう工夫しています。文末が句読点(「〜です。」)だけだと少し堅く見えてしまうことがあるので、意識して絵文字を添えたりして、「あなたのために、業務クオリティを上げるために伝えているんだよ」というニュアンスが柔らかく伝わるように気をつけています。
出社した時には、週末の出来事やおすすめのお店といったカジュアルな雑談、仕事の相談までざっくばらんに話せる雰囲気を作っています。新卒を含めてグループ全員でランチに行ったり作業場所を近づけたりして、「お互いの人柄を知ることで、自分の意見や個性を出しやすくなる環境」を目指して取り組んでいます。
お客さまに寄り添い、変化を楽しみながら地方を盛り上げる

─ 今後伸ばしていきたいスキルや、目指す姿を教えてください。

今後は、お客さまの本音を引き出す「ヒアリング力」をもっと高めていきたいです。打ち合わせで相手が出してくださった情報に対して少しでも気になることや違和感があれば、流さずに深掘りして質問する。そこから潜在課題を見つけ出し、Webマーケティング全体を俯瞰した提案ができるようになりたいです。
また、OJTでは後輩が「伸び伸びと安心して成長できる環境」を作り、フォロー体制を整えたいと思っています。今はその途中なんですが、先ほども言った話しやすい雰囲気を作ることの他に、週1回のOJT会で、日頃の日々の小さな成長や感謝の気持ちをみんなの前で言葉にして伝えることをしています。後輩が伸び伸びとチャレンジできる環境を作っていきたいです。

─ 最後に、SOTを目指す未来の仲間へメッセージをお願いします!

SOTはとにかく先輩方が優しく、サポートが手厚い会社です! Web広告は仕様変更が多く毎日のように調べる必要がありますが、分からない時に相談すると、忙しい中でも嫌な顔一つせず丁寧に教えてくださいます。
また、この仕事に向いているのは、「変化を楽しみ、人と向き合うことが好きな人」だと思います。パソコンで数字を追うだけでなく、実はお客さまとのコミュニケーションが多い仕事です。目の前のお客さまや一緒に働く仲間の悩みに耳を傾け、相手の立場に立って伴走できる方が輝けると思います。そんな方と一緒に働けるのを楽しみにしています!

─ ありがとうございました!

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