SOT STYLES
SPECIAL INTERVIEW 16
社員座談会|SOTで見つけた、自分らしい挑戦とつながり
——地方と企業に向き合う、SOT中堅世代の本音

今回登場するのは、SO Technologies(以下SOT)に新卒で入社し、いまや現場の第一線で活躍する4名の中堅メンバーたち。
社会人としての経験を積み、仕事のやりがいや自分らしい働き方を少しずつ掴み始めた彼らに、あらためて話を聞いてみました。

テーマは「入社のきっかけ」「SOTの魅力」、そして「これから挑戦したいこと」。
日々の業務やチームとの関わりのなかで育まれた“実感のこもった言葉”を通して、SOTという会社の姿が少しずつ浮かび上がってきます。

それぞれの視点から語られるストーリーを、ぜひご覧ください。

参加メンバー

配属は偶然。でも、気づけば「ここで働きたい」に変わっていた

─ SOTに入社したきっかけを教えてください。印象に残っていることはありますか?

工藤:最初から「SOTに行きたい!」と思っていたわけではありません。でも、ネガティブな気持ちではなく、「地方」というキーワードに惹かれていたんです。
営業配属と聞いたときは少し驚きましたが、SOTが向き合っている市場にはすごくポジティブな印象がありました。だから、「ここで頑張ってみよう」と自然と思えました。

石橋:僕もSOTを第一志望にしていたわけではなかったんです。ただ、「地方の中小・ベンチャー企業を支援したい」という思いが強くあって、その点でSOTが自分に合っていそうだなと感じていました。
実際に配属されてみると、期待していた以上に、自分のやりたいことに近い業務内容で。まさに「ここで良かった」と思えた瞬間でした。

高月:僕はグループ会社の「テクロコ(現SOT)」に配属されたのですが、当時は正直「テクロコって何?」という状態(笑)。でも、役職者との距離がとても近くて、少人数ならではの濃い学びがありました。
様々な業務を担当させてもらえる機会やスピード感もあり、刺激的でしたね。結果的に、SOTとの関わりも多く、自分にとっては「チャレンジのきっかけ」をくれた場所だったと思います。

松尾:僕は開発職として入社したのですが、最初はWeb業界でモダンな開発ができる会社を探していました。ただ、教育や福祉といった「弱い立場の人を支援したい」という思いもあって、そういうテーマを実現できる会社を探していたんです。
そんな中で、テクロコから「地方の中小企業に寄り添いたい」という話を聞いて、「ここなら自分の理想が叶うかもしれない」と感じました。
※SO Technologiesはエンジニアのみ専門職として自社採用

オンライン座談会ではスタンプでリアクションが起こり、対面とはまた違った盛り上がりがありました

「人」の良さと、「チーム」で喜べる文化が、心地いい

─ SOTのどんなところに魅力を感じていますか?

松尾:最近は開発リードを任せてもらうことも増えて、エンジニア以外のメンバーと関わる機会も多くなりました。意見を言いやすい空気があって、「自分ごと」としてプロダクトに向き合ってくれる仲間が多いのが嬉しいです。
以前は立ち上げ期の混乱もありましたが、今はとても良いチームだと感じています。

高月:一言で言うなら、「誠実な人が多い」。課題があっても、否定するのではなく一緒に解決策を考えてくれる人ばかりです。
それに、誰かが目標を達成した時に、みんなで本気で喜べる空気も好きです。特に、昨年新人賞を取った後輩のことを、みんなが我がことのように喜んでいて…。「ああ、いい会社だな」って思いましたね。

石橋:僕も「人」が一番の魅力だと思います。入社当時から周囲がとても親身に接してくれて、「今大丈夫?」って自然に声をかけてくれる。沖縄に移ってからも、それは変わりませんでした。
特に印象に残っているのは、1年目の年末。依頼が多くて手が回らなくなったとき、チーム全員で夜遅くまで一緒に対応してくれたこと。本部全体が「助け合い」の空気に包まれていたのを覚えています。

工藤:この会社で働いていて、何よりありがたいのは「人間関係の悩みがない」ことかもしれません。
仕事の内容では悩むけど、それが健全な悩みなんですよね。辞めた人たちも「人が良かった」と言っているのを聞いて、やっぱりそれは本当なんだなと実感します。
また、若手にしっかりとチャンスをくれる文化もありがたいです。ステップアップしたい人には、本当にいい環境だと思います。

─ 仕事をしていて「この会社でよかった」と思ったエピソードがあれば教えてください。

石橋:広告主から直接、「売上が伸びた」「過去最高になった」といった声を聞けた時は、本当にやりがいを感じます。特に、地方の企業の売上を上げられた時は、使命感すら感じます。

工藤:私はやっぱり地元・青森を含めた地方案件に関われたことが嬉しいです。AG-Boostを通して、全国の地方案件にも少しずつ関われているという実感があります。
また、地方の担当者同士が事例を共有し合うことで、他の地域にも良い提案ができるようになってきました。SOTは東京にあるインターネット広告会社ですが、「知見」と「人間味」のバランスが絶妙で、地方のお客様にも信頼していただけるメンバーばかりだと思います。

松尾:お客様と直接関わることは少ないのですが、自分が開発したシステムを同期が使ってくれて、そのフィードバックをもらえたときは感無量でした。「レポート生成が速くなった!」「画面が見やすくなった!」と言ってくれたのが本当に嬉しかったですね。4、5年かけて開発したATOMのシステムが、誰かの役に立っていると実感できた瞬間でした。

高月:印象的だったのは、入社2年目でATOMの展示会出展を任せてもらったこと。他社との合同出展で、社外にも「仲間」ができたのが貴重な経験でした。
成果そのものは出せなかったけれど、若手にもどんどんチャレンジさせてくれる文化があるからこそ、視野が広がりました。
そこで知り合った方がリファラル(社員紹介制度)で入社してくれたのも、嬉しい出来事でしたね。

それぞれの未来、「こうありたいSOT」

─ これからSOTが進んでいく未来の中で、挑戦したいことや担っていきたい役割はありますか?

石橋:AIやDXを活用して、もっと多くの地方企業の力になっていきたい。人手だけでは支援できる数に限界があるからこそ、テクノロジーの力を取り入れて、もっと広く価値を届けたいと思っています。

松尾:データエンジニアとしてのキャリアに進みたいと思っています。
ATOMの中でもたくさんのデータが蓄積されてきていますが、それをどう活用していくかが今後の課題だと思っています。そのデータを意味ある形に整えて分析し、新たな価値をお客様に提供できたらいいなと思っています。

工藤:広告だけじゃなく、SNSやチラシなど、より広い視点でのプロモーション提案ができるようになりたいです。もっと草の根的に地方と関わりたい。「この人に相談したら何かヒントがもらえる」と思ってもらえるような壁打ち相手になれたら嬉しいですね。

高月:僕は、RPGでいう“武器屋”のような存在になりたいです。クライアントという勇者が「課題(魔王)」を倒すために、「こんな手がありますよ」と最適な“武器(解決策)”を渡せるような、頼られる存在になりたい。
広告代理店という枠にとらわれず、本当に必要なサポートができるよう、もっと引き出しを増やしていきたいと思っています。

おわりに

今回は、新卒入社後に着実に成長を重ね、現在も第一線で活躍を続ける中堅メンバーにお話を伺いました。

普段なかなか接点のない業種で働く方々のリアルなエピソードはどれも新鮮で、つい時間を忘れて聞き入ってしまいました。会の終わりが名残惜しくなるほど…。

印象的だったのは、“人”にまつわるエピソードがどの方からも自然と語られていたこと。私(インタビュアー)自身も同じような想いを抱えているからこそ、深く共感できましたし、SOTという組織に根づくあたたかさを改めて感じるきっかけにもなりました。

同じ想いを持つ仲間たちと支え合いながら、クライアントやプロダクトに真摯に向き合い、理想をかたちにしていく——。

SOTは、そんなメンバーたちとこれからも進んでいきます。

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