SO Technologies(以下SOT)が掲げるミッション「稼ぐ力をこの国のすみずみまで。」
この想いを体現する現場のリアルをお届けするために、さまざまな経歴・職種を持つ4名のメンバーに、座談会形式で語ってもらいました。
新卒・中途入社、営業・バックオフィス・開発など、立場や背景の異なる彼らからは、「入社の決め手」「働く中で実感した魅力」「これから挑戦したいこと」などのエピソードを通して、熱のこもった言葉が次々と飛び出しました。
ぜひ最後までご覧ください。
参加メンバー
─ SOTに入社したきっかけは? 決め手や印象的な出来事はありましたか?
志方:ソウルドアウトで内定をもらったあと、配属先としてグループ会社を選べるタイミングがあって、そのときにサーチライフ(現SOT)を希望しました。理由は、少人数で社長との距離も近くて、営業からバックオフィスまで幅広く経験できそうだったから。
決め手になったのは、やっぱり当時の社長の「中小企業を本気で支援する」という強い想い。会社の規模感や環境も含めて、当時の自分にはすごくしっくりきたんです。
引地:転職活動中は正直「どこでもいいや」くらいのテンションだったんです(笑)。求人サイトで一番早く返事がきたのがサーチライフ(現SOT)で、すぐ面接が決まりました。
面接では「地方や中小企業を、どれくらい本気で支援したいと思っているのか?」と聞いてみたんです。すると、「あなたの実家のような零細企業も助けたいし、それを担う人材を育てるために教育事業にも力を入れている」と話してくださって。全国にWebマーケターを増やしていくというビジョンを聞いて、「この会社は本気だ」と感じました。
他の会社の面接ではそこまでビジョンを語ってくれるところはなかったので、志に共感して入社を決めました。
今井:転職サイトに偶然届いたスカウトメッセージに、「地方創生」「広告・マーケティングで地域課題に向き合う」とあって、思わず「えっ、これ自分のための求人じゃない?」ってぐらいピンと来ました。というのも、マーケティングの力で地元の課題を解決していきたいと、ずっと思っていたんです。
面接でも目指している世界や自分に期待することなどを話してくれて、「自分がやりたいと思ってたけど、実現できないかも」と諦めかけていたような漠然とした理想が、目の前に提示されたような感覚でしたね。「ここで働きたい」と自然に思えたし、仕事内容は正直あまり知らなかったけど(笑)、理念だけで決断できるぐらい刺さったんです。
ミッションステートメントもすごく印象的で、自分が何をやるかよりも、会社が目指したい世界観だけで入りました。
高鶴:僕の場合、すぐに思い浮かんだ理由が3つあります。
まず1つ目は、SOTの理念への強い共感です。「稼ぐ力をこの国のすみずみまで。」って、まさに自分が実現したい世界そのものでした。
2つ目は、業界を変えてみたかったこと。前職では広告業界にいて、マネジメントの経験も積んできたけど、「そろそろ違う世界に挑戦してみたいな」と思ったんです。SaaS業界ならこれまでのスキルも活かせるし、学びも多そうだと感じました。
3つ目は、「大人のベンチャー」的な雰囲気。理念共感を大切にしている会社って、ベンチャーが多い印象があって、そういうところだと若手育成を期待される立場になりがちなんですよね。でも当時のSOTは中途採用がメインで、経験豊富な即戦力ばかり。むしろ自分が学ばせてもらえる環境があると思ったんです。
そういう「理念」「チャレンジ」「学び」の3拍子が揃っていたことが、入社を決めた大きな理由です。
─ SOTで働いていて「ここが好き」と感じるポイントはどこですか? 仕事の進め方やチームの雰囲気、会社の文化など、印象的な出来事もあれば教えてください。
高鶴:面接の時からずっと言っているんですが、やっぱり「理念に共感している人たちが集まっている会社」という点が、一番好きなところです。みんなが同じ方向を向いて仕事をしていて、その空気感がとても心地いいんです。
それって仕事の進め方にも出ていて、例えば、誰かが困っていたら自然と手を差し伸べる文化がある。みんな周りの状況にちゃんと目を配っていて、「あの人が大変そうだから助けよう」という行動が当たり前にあるんです。だから、職場全体がとても温かい。そういう優しさが会社全体に染み込んでいるような感じがして、本当に居心地が良いですね。
今井:僕も雰囲気の良さはすごく実感しています。たとえば飲み会ひとつ取っても、スタートも早ければ終わるのも早い(笑)。業界的には終電までが当たり前、みたいな空気があったので最初はびっくりしました。でも、そういう働き方に対する柔軟さって、すごくありがたいんです。
業務面でも、コロナ以前からリモート対応を進めていて、家庭の事情にも理解がある。働きやすい環境ってこういうことだよなと実感しています。
引地:私は「人」が一番の魅力だと思っています。営業の方を見ていて思うのですが、みんな同じ商品を売っているのに、それぞれアプローチの仕方やお客様との接し方が違っていて、とても個性的なんです。だけどそれがとがっているわけではなくて、みんな自然体で自分の強みを活かしていて、どの人もお客様に愛されている感じが伝わってくるんですよね。
エンジニアの方たちも柔らかい雰囲気で、それでいてプロフェッショナル。社内での情報共有や助け合いもすごく活発で、こういうチームの一員でいられることが嬉しいです。
志方:僕は「いろんなことにチャレンジさせてくれる会社」というところが一番気に入っています。営業からスタートして、運用、BPR、PM…と、気づけばいろんな職種を経験させてもらっているんですが、それって自分から「やりたい」と言えばチャレンジさせてもらえる環境があるからこそ。
自動化を自分で試してみたら、それが評価されて異動のきっかけになったり。飽きっぽい性格なので(笑)、定期的に環境を変えながら働けるのは本当にありがたいですね。
─ 「この会社にいてよかった」と思えた出来事はありますか? また、もっと良くなると思うことがあれば、ぜひ教えてください。
今井:お客様から感謝の言葉をいただける瞬間って、本当に嬉しいんですよね。しかも、それが自分個人だけでなく、チームとして評価されているときはなおさら。
先日も「本当に〇〇さんと〇〇さんに 助けてもらってここまでこれたんです。」と言ってもらえて。それを1社だけでなく色んな会社から感謝の言葉をもらえるんです。
その上でさらに信頼・期待をいただいて、「もっと御社とやっていきたいんです」という言葉を聞くと、改めてSOTの強さとか 魅力ってすごいんだなって 実感が湧いてきます。
一方で、もっと強化したいのは「サービスのブランド力」。AG-Boostの魅力や、SOTが持っている強みをもっと広く知ってもらえたら、社員のモチベーションも一層高まるはずだと思っています。
高鶴:転職してから、前職の同僚から「業務フローの改善、お願いできない?」と連絡をもらうことが増えました。今までそういう相談ってあまりなかったのに、SOTにいる自分だからこそ声がかかるようになって。
それって、SOTという会社が持っている専門性や価値が、業界からも信頼されている証拠だと思うんです。自分のキャリアを活かせる場所に来られてよかったと、心から思います。
志方:運用者時代は、広告主の支援を直接担当していたこともあり、実際にお客様の元へ足を運ぶことがありました。レポートを直接お渡ししながら、施策や売上についてなど、かなり踏み込んだ話もしましたね。
また別の業者さんのところに赴いた際は、「わざわざ来てくれてありがとう」と社長・副社長がわざわざ出てきてくださって。 マーケティングの担当者がいないところだったからこそ、経営者から率直な想いを伝えていただけたのはすごくいい経験だったなと思っています。
今は開発組織にいますが、機能への評価やご意見は聞くようにしていますし、それをチームのエンジニアにも伝えるようにしています。やっぱりモチベーションにも繋がるので、もっと生の声を聞ける仕組みがあるといいのかなと思ってます。
引地:私はバックオフィスとして働いていますが、依頼に対して+αの情報を伝えただけで「ありがとう」と言っていただける文化が、本当に温かいと思っています。感謝が当たり前に交わされる会社って、実はなかなかないと思うんですよね。
バックオフィス作業はやって当たり前と思われても仕方ない部分があると思いますが、そういう人は全然いなくて、いつも感謝してもらえるのは入って良かったなと思うポイントです。
とはいえ、会社の規模やルールがどんどん変化する中で、社員の手間が増えていないか、もっと効率化できないか、仕組み化ができるのでは?というのは常に考えています。
─ 今後、SOTで挑戦したいことや、実現していきたい未来について教えてください。
高鶴:広告業界全体を盛り上げる“横串”の存在になりたいと思っています。いま業界内って横のつながりが薄くて、他の代理店がどんなことをやっているかってなかなかわからない。
それをオープンにして、知見を共有して、みんなでレベルを上げていけたら楽しいですよね。SOTはそれを仕掛ける立場にいるべきだと思っていて、その中心に自分も関わっていきたいと思っています。
引地:最近、グループ会社との連携が活発になってきて、それぞれの強みや役割が見えてきました。これからはその強みをさらに伸ばして、より専門性の高い組織にしていきたい。
私はバックオフィスとして、契約やお金周りの知見を深めて、会社全体の意思決定をサポートできるようになっていきたいです。
志方:AIの進化はもう不可逆で、避けては通れないテーマだと思っています。だからこそ今、戦略的に動き出すことが重要。これは僕個人だけでなく、SOT全体として取り組むべきチャレンジだと考えています。
SOTには広告・営業領域における膨大なデータが蓄積されています。たとえば、月10万円の広告からスタートして、数年後に月2,000万円規模まで成長したというデータがあった場合、それがどんなプロセスを経て成長したのかを言語化・体系化できている会社は、意外と少ないと思うんです。
そういった再現性のある軌跡を、ちゃんとデータとして残していく。これが今、僕がやろうとしていることです。そしてただ貯めるだけでなく、AIに学習させる前提で設計されたデータを残す。そうすれば、将来的にAIエージェントなどの技術を活用する際にも、大きな価値を生み出せるはずです。
地方中小企業に特化したこの取り組みはまだ珍しいと思いますし、だからこそ僕たちが先行してやる意味がある。未来でチャンスを逃さないためにも、今こそ“地に足のついたデータ戦略”を積み上げていくことが大事だと思っています。
今井:もっとAG-Boostというサービス自体を、表に出していきたいと思っています。サービスが強くなれば、導入してくれている顧客自体の強みももっと高まると思っていて。たとえば広告代理店さんが、「AG-Boostを使ってるから成果が出せるんです」と誇れる状態になったら、その先にいる広告主さんへの信頼にもつながっていくはず。
つまり、SOTのサービスが代理店さんの競争力そのものになるような未来を目指したいんです。
そんな未来を本気で目指していきたいですし、そう遠くない未来なんじゃないかなと思ってます。このサービスの力を、もっと世の中に届けていきたいですね。
SOTに集うメンバーたちは、出会いのきっかけも、歩んできたキャリアも実にさまざまです。
けれど共通していたのは、「地方や中小企業の力になりたい」「本気で誰かの役に立ちたい」という想いでした。
現場でお客様と向き合う営業、業務を支えるバックオフィス、プロダクトをつくるPM・エンジニア。
立場は違っても、それぞれが自分の役割に誇りを持ち、時にはチームを越えて支え合う――そんなあたたかさが、この会社には根づいています。
これからSOTが進んでいく未来には、まだまだ挑戦の余地があります。
その歩みを支えているのは、現場で奮闘するひとりひとりの想いや挑戦です。
SOTに興味を持ってくださった方にとって、この記事が少しでも「ここで働く人たち」の顔が見えるきっかけになっていたら嬉しいです。